羽毛布団はどれくらい持つ?その寿命と手入れ方法
2024.10.23
2024.09.26
人は人生の3分の1から4分の1を睡眠に費やしていると言われています。
それだけ長い時間使用するものですから、自分にとって最適な寝具を選びたいものです。
では、最適な寝具とはどういったものでしょう?
睡眠中は、 昼間の安静時に比較して20%程度代謝量が減少します。
代謝量が減少すると、体温を調節する機能も低下します。
そのため、寝ている間に体から放出されてしまう熱をできるだけ抑える必要があります。
そのためには、保湿性の高い寝具選びが重要となります。
わたしたちは、一晩で約コップ1杯の汗をかきます。
その汗をあまり吸ってくれない布団で寝ると・・
蒸れてしまいますね。
寝ている間にかいた汗をしっかり布団が吸ってくれても、その吸い込んだ汗がそのままだと、毎日コップ一杯の汗を布団が含んでいくことになります。
吸湿性が高いと同時に、吸い込んだ汗を放出する放湿性も重要です。
一般的に、寝床内の湿度は45%から55%が最適と言われています。
寝ている間に、寝返りをうつことはありますか?
同じ状態で寝ていると、一定箇所に圧力がかかり、血行不良や筋肉疲労の原因となります。寝返りは、そんな血行不良や筋肉疲労を 防止するための現象です。
その寝返りを楽にするためには、ある程度軽い羽毛布団が良いと思われます。
しかし、あまり軽すぎても、暖かさが足りなかったり、布団がはだけてしまったりします。
重すぎず、軽すぎない、自分にとって最適な重量感の布団を選びましょう。
睡眠中は自分の意思で行動することがほとんどできない状況です。
そんな無防備なわたしたちの体を最適な布団で守ってもらいましょう。