羽毛ふとんの干し方は?
2024.10.09
2024.09.26
掛け布団は羽毛布団。
いや、掛け布団は綿の方がいい!
ここでは、羽毛布団を利用するメリット、デメリットを紹介致します。
綿の布団と比べ、羽毛布団は圧倒的な軽いです。
軽いということは、寝ている間に体へかかる負担が少ないということになりますし、
また、寝返りも打ちやすくなります。
寝ている間の体への負担が少ないということは、睡眠の質が高くなるといういことになります。
ただし、
綿布団の重みが好き。
綿布団の方が、布団に包まれている感じがする。
綿布団の方が、暖かい気がする。
そう思う方も少なくはないようです。
羽毛布団は、寝ている間に低下する代謝の影響による熱の放出を抑え、
体から発生する汗を吸収し、その吸収した汗を放出することに優れています。
水鳥が生命を維持するための物ですから、私たちの体にとってもいいものであることは間違いないですね。
私たちは、寝ている間に約コップ1杯分の汗をかきます。
そんな汗が布団にしみ込んで行ったら、すぐに湿った布団になってしまいます。
羽毛布団は、そんな吸った汗を放出することに優れています。
羽毛布団には吸湿性、放湿性に優れているため、羽毛布団を干す回数が少なく、干す時間も少なくすみます。
また、綿布団等と比べ、とても軽いため、干す作業や、クリーニングに出す時もとても楽になります。
羽毛布団に入っている羽毛ですが、50年~100年も使えると言われています。
長く適切なメンテナンスをしていれば、10~20年は快適に使うことができます。
羽毛は天然素材であるため、環境にも優しいです。また、天然素材のため、化学繊維に比べて肌に優しいともいわれています。
羽毛布団の中には、少しニオイが気になるような商品もあります。
そんなニオイがする羽毛布団は、羽毛の品質によるものがほとんどです。
短期間で育てられる未成熟ダックの場合はにおいが強いという傾向があります。
また、羽毛布団の製造工程で、洗浄や殺菌がきちんとしていない羽毛布団の場合、
少しニオイが気になるものがあるようです。
(当社取扱い商品に関しましては、製造工程でしっかりと洗浄及び抗菌処理を施しています)
羽毛布団は、側生地(布団の中身を覆う布地)の中に羽毛を入れ、縫います。
この工程が、羽毛が飛び出やすくなるか否かが決まります。
丁寧に縫い合わせたもの、また側生地の品質が高い場合、羽毛は飛び出にくくなります。(当社取扱い商品に関しましては、運針数はもちろん、側生地も国内せ製造されている高品質な物を私用しています)
羽毛布団は、品質に大きな差があります。
一般に綿布団日本製のものと海外製のもの、羽毛の種類などの場合、分かりやすいのですが、
日本製の中でも品質の差があります。コストをできるだけ下げて安い羽毛布団を提供している場合には、もしかしたら洗浄や殺菌、縫製の工程で質を落としていることもあるかもしれません。高ければよいというわけではありませんが、品質を重視して選ぶことをおすすめします。
高品質な羽毛布団は価格が高くなる傾向があります。
羽毛布団によっては、その軽さのため、綿布団なども重い布団と比べると、ベッドなどから落ちやすいとも言われています。
どんな物でも、メリットとデメリットはあると思います。
布団を選ぶ場合、どこに基準をおくかで、布団選びがしやすくなるかと思います。
人生の3分の1を一緒に過ごす大事なアイテム。
慌てずゆっくり考えて、自分に合った最適な布団を選びましょう。